未明の本棚R
マイナーだっていいじゃない。小説漫画ゲームなどなど感想。
2011
あ、この表紙って合わせるとひとの顔になるのか。
外文(海外文学)はほとんど読まない私ですが、今回はとある事情から手に取りました。
すなわち「帯:梅原大吾」。
最近、趣味に「e-sport観戦」が加わった私が釣られるには十分な要素でした。
※梅原さんはスーパーストリートファイター4AEなどで活躍しているプロゲーマー
帯に釣られてよかったこと悪かったことありますが、まあ今回は梅原大吾の名前に素直に釣られました。
内容はこちらで確認。
上巻あらすじ
下巻あらすじ
感想は、実に一言で申し上げるのはかなり難しい。
下巻の半分ぐらいまではすごく面白くて一気に読んでしまいました。
良くも悪くもハリウッド映画的な物語構造もよかったです。
ちょっとした進まないロマンスがあったりするところとかね(※本筋には大して関係ない)
ただ、いかんせんオチが、なあ……。
オチまで含めてハリウッド映画っぽかったけども。
上巻を読み始めた頃に思い描いたエンディングとは見当違いのところにオチがついていて、かなり戸惑いました。
詳しくは「ネタバレを読む」に収納するのでそちらへ。
たまにあることですが、□□ジャンルの話だと思ってたら実は××ジャンルだった、という残念な読書を今回してしまったので、少々評価に迷います。
あとこれ映画化権をすでに取得されてるとか訳者さんのあとがきに書いてあったんですけど、あのその大丈夫ですか。
映画にすると映えるのは間違いないんだけども。
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2011
狩沢さんの乳尻フトモモがまぶしい10巻。
いやマジで今回はワゴン組が表に出ていて大変美味しく。
あ、遊馬崎さんって市丸ギンに激似だと思うんですけど今度狩沢さんが松本乱菊さんでセットでコスプレとかどうですか。
あと葛原さんが格好良かったです。
次はまたセルティと絡んで下さい。
そのセルティは厄介ごとも多いけどとりあえず新羅と順調に愛をはぐくんでいるようで何よりです。
別にそこのカップルで18禁展開になってもいいのよ?
ピンナップは表も裏も大変ごちそうさまでした。
しかし内容はかなりのっぴきならない状況になっていて、さてこれどうなるのよ。
あとがきでは12巻で一段落つくようなことが描いてありましたが、さて。
2011
2011
2011
学園キノは今回も自由だなあ。
自由の限りを尽くす、キノの旅とは一切関わりのない学園変身ヒーローもの、学園キノ。
前回からの新メンバーも加わり、賑やかになってきたけどもやっていることはいつも通り。
木乃はよく食べ、思うさま銃を撃つのです。
メインは野球。
もしドラっぽいタイトルが付いていますがもちろんもしドラとは一切関係がありません。
野球自体はちゃんと野球をしていてびっくりです(ぇ
そして今回はあんまりサモエド仮面がうざくなかったなあ。
不穏な引きだったんですが、6巻はまた一年後かな?
そして静と犬山とティーあたりの確執はどこかで書かれるんだろうか……。
いや、そんなシリアスな話じゃないもんな……。
2011
自転車ロードレースを扱った小説「サクリファイス」「エデン」のスピンオフ短編小説集。
すべて雑誌等に掲載されていたものを、加筆修正したものだそうです。
かつての主人公、白石誓がまた主人公を務めてかつての物語以降を描いたもの、サクリファイスに登場した伊庭和美が主人公のもの、それからストーリーセラーに掲載されていた3作はすべてサクリファイスの赤城視点で、石尾との過去を描いています。
サクリファイスファンとしてはどれもこれも嬉しいものばかり。
読み終わってそのままサクリファイスをまた手に取りました。
過去の話を読んでからサクリファイスを読み返すと、また違った味わいがあります。
「老ビプネンの腹の中」(白石主人公)と「スピードの果て」(伊庭主人公)は非常に読後感のよいものでした。
特に前者は痛快とも。
伊庭が結構気に入っていたので伊庭主人公も嬉しかった。
しかして最後の一作はなかなかダウナーな内容で、後味も悲しいものでした。
掲載位置ここしかなかったのかしら……。
前2作、あるいはサクリファイスが面白かった方には是非ともお勧めしたい。
エデン後の話もありますが、ほとんどがサクリファイスのスピンオフなのでそちらだけでも問題ないかと。
しかしこれらで自転車ロードレースに興味を持って、日本だとどこをチェックしたらいいのかしら。
元々テレビを見ないのであれなんですが……。
2011
タイトルを見てピン、ときた方は是非手にとってみて下さい。
損はないです。
面白かった!
もうね、私は「夜」で「写本師」なんてタイトル、手に取らないわけにはいかないんですよ。
表紙の落ち着いた色合いも大変よろしい。
帯に「これを読まずして日本のファンタジーは語れない!」とあったんですが、読み始めたときはむしろ海外児童文学を彷彿としました。
ゲド戦記とか初めて読んだときに感じたのと同じような肌触り。
ただ内容としては、ややエグイところもあって大人向けファンタジーですかね。
しっかりと大系を作り込まれた魔法、それを使う魔道師たち。
重厚な歴史、地域ごとの生活感、絡み合う情念。
それらが実にコンパクトに、しかしみっちりと1冊にまとまっていて、実に読み応えのある、そして充実感のある物語でした。
読後感も大変よく、ああよいものを読んだ、と思いました。
ストーリーラインは結構、王道なんですが、世界観が魅力的。
本を使った魔術とかね、胸熱ですよね。
実に様々な魔術が出てきて、どれも読んでいてわくわせざるをえない。
キャラクターもなかなか良い味を出していて、もっとこのキャラクターたちの物語を見ていたいような、でもこれでちょうどよいような。
本当に、絶妙なライン。
お気に入りはイスルイールとケルシュ。
イスルイールはもっと出てほしかったー。
かなりドンピシャ好みでした。
とてもよい性格をしていらっしゃる。
あと女性ならシルヴァイン。
シルヴァイン超かわいい。
あとはネタバレを含む益体もない妄想なんかを続きに収納しておきます。
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いまだに中二病くさいものが好き。
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◆ゲームプレイ日記
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